悪い友・善い友
お釈迦様は弟子のアーナンダに、
友人、ひいては普段どんな人と接するかの重要性を教えています
私もみなさんと一緒におさらいしたいと思います
友の善し悪しを見分けるには、
その相手の人ではなく、
その人と付き合った自分自身を見ることです
つまり彼と交友した結果自分はどう変化したか
ここに着目します
もしある人と付き合った結果、
自分自身が悪く変化したならば、
その人は悪友です
修行者はそういった友からは離れるべきです
前よりも振る舞いや思考が彼に似て荒っぽくなったり、
悪口や怠け心、無知が増大するならば、
彼は悪友ということになります
もし善い変化が自分にあったなら、
彼は善友です
当然修行者は、善友を大切にすべきです
修行者でなくても、
誰もわざわざ悪人になりたがる人はいませんから、
参考にすべき基準です
またお釈迦様は、
善い友に出会えないならば、
サイのように真っ直ぐ一人で進めとも言っています
お釈迦様の教えは、
どれもシンプルで真っ直ぐで素晴らしいですね