本当に悩みが解決する思考法

私たちはもしかすると、24時間365日何かで悩んでいます

しかしその悩みのほとんどが必要のない悩みであり、

また悩むとしても、正しい悩み方があります

今回はこの方法と考え方についてお話しします

結論から言いますと、

自分でコントロールできるものについてだけ悩めば良いのです

反対に自分でコントロールできないものについては、

悩んでも望んだ解決には近づきません

非常にシンプルでいいですね

しかし私たちが悩んでいるときのほとんどが、

この区別なしに頭を抱えています

ただぐるぐると同じことを考えて堂々巡りになって、

思考力が低下して良い判断ができなかったり、

時には深刻な間違いを犯すこともあります

厄介な同僚や上司

言っても聞かない家族

生活に遠慮のない隣人

このように、私たちの大抵の悩みは他者に関することです

同時に自分について悩むことも多いですが、

これは健康、容姿、収入、生き甲斐など、

原因よりもその結果に集中しているようです

これらは皆、自分のコントロールの範囲外のものですから、

問題が解決する訳が無いのです

例えば文句を言うとか非難するとかして、

コントロールできないものに手を出そうとするから、

問題がより大きくなることもたくさんありますよね

ですからまずは、

「その問題は本当に自分のものなのか」

「悩むべきものとそうでないものを区別するものは何か」

とよく考えてみると、心が軽くなると思います

他方正しく悩むべきは、

自分の思考や行動についてです

「このように考えてしまう原因はなんだろうか」

「どうしたら行動できるようになるだろうか」

と、エネルギーを正しい場所に集中することによって、

内的にも外的にも確実に状況は変わっていきます

「うちの家族はどうしてああなのか」ではなく

「私はどうしたらもっと家族に思いやりを持てるだろうか」と悩むべきです

「どうしたら異性と仲良くなれるのか」ではなく、

「どうしたら異性を喜ばせることができるだろうか」と考えた方が生産的です

「上司があの性格だから仕事場の雰囲気が悪い」と悩むなら、

「雰囲気を良くするために、自分にできることはなんだろう。

また雰囲気を良くするというのはどういうことだろう」

と考えると、確実な一歩が踏み出せます

大丈夫だと思いますが、

これは自分を責めることとは違います

お気づきかと思いますが、この時点で悩みは「課題」に変わっています

実際利己的でなければ、悩みなどあり得ないからです

ですから本当に悩みを無くしたければ、

利他の『道』に入る以外にないのです

簡単にまとめます

・悩みには、悩むべきものとそうでないものがある

・悩むべきことを正しく悩めば、それは「課題」に転じる

・正しい悩みは必然的に「利他の道」に通じている

「悩むのが楽しい」趣味は別ですけどね(笑)

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